こういった思いがある方は必見です。
この記事では楽天モバイルがiPhoneに対応しているかどうか、SMSやテザリングなど十分に使えるかどうかについて解説しています。
今回、私が実際に検証を行ったのはiPhoneSE(第2世代)です。UQモバイルで安く仕入れた、iPhoneSE(第2世代)に楽天モバイルのSIMを入れて実際使えるかどうか検証してみました。この記事を書いた時点で、使い始めて2週間以上経過しています。
Contents
楽天モバイルでiPhoneSE(第2世代)は使えない!?実際に検証してみた
結論から言うと、iPhoneSE(第2世代)は楽天モバイルを利用することができました。
使い始めて2週間以上経過しますが、通信も通話も問題ありません。
ただ、楽天モバイルの公式サイトにも掲載ありますが、あくまで動作確認が取れているだけで、動作保証があるわけではないようです。
といった内容のようです。
楽天モバイルで動作確認が取れているiPhoneは以下になります。
ポイント
・iPhone 12 mini
・iPhone 12 Pro Max
・iPhone 12
・iPhone 12 Pro
・iPhoneSE(第2世代)
・iPhone 11
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11 Pro Max
・iPhone XS
・iPhone XS MAX
・iPhone XR
これらの機種が、動作確認がとれているものです。
ただ、これらの機種でも一部機能に制限があります。その制限というのが、
注意ポイント
・パートナー回線でのSMS
・APN自動設定 海外/国内
・海外66の国と地域グローバル無料
・接続回線の自動切替(楽天回線⇔パートナー回線)
・ETWS
・110/119通話などでの高精度な位置情報測位
こういった機能に制限があります。
楽天モバイルでiPhoneSE(第2世代)を利用する上での機能制限と解決策
パートナー回線でのSMS
楽天モバイルはドコモ、au、ソフトバンクと比べると、一番新しい通信事業者となります。
鋭意アンテナ設置に取り組んでいますが、まだまだ3大キャリアには遠く及びません。
楽天回線エリアとパートナー回線エリア(au回線)があり、パートナー回線エリアではSMSが送受信できないといった機能制限があります。
ただ、楽天Linkという通話アプリを利用することによりパートナー回線エリアでもSMSを受信することができます。実際に私のiPhoneSE(第2世代)でも確認できました。
画像は、AmazonからのSMS認証の通知です。自分の家はパートナー回線エリアなのですが、楽天Linkアプリで問題なく受信できることを確認してます。
APNの設定について
楽天モバイルで購入されたスマホ製品は、自動的にインターネット通信接続が完了しますので、手動でAPN設定を行う必要はありません。
ただ、iPhoneは楽天モバイルでの取り扱いがないので手動でAPN設定を行う必要があります。ですが、設定はめちゃめちゃ簡単です。楽天モバイルのSIMカードと付属の「START GUIDE」にもiPhoneへの設定方法の記載があり、設定に1分もかかりませんので安心してください。
実際に、「START GUIDE」通りにAPNを設定しインターネットの通信が確認できたのと、「テザリング機能」も問題なく利用できました。
ってか、公式ではiPhoneは動作保証しないって言ってるのに、取説にはiPhoneへの設定方法の記載がされてて正直驚きました。(笑)
海外66の国と地域グローバル無料
楽天モバイルは海外の66の国でデータ通信量月間2GBまで無料という得点はiPhoneは全機種対象外となっています。海外でのデータローミングがiPhoneでは機能しない為、ポケットWi-Fiなどを利用しデータ通信をしましょう。
接続回線の自動切り替え(楽天回線⇔パートナー回線)
楽天モバイルは自社回線である楽天回線エリアと、自社回線を提供できないエリアをau回線であるパートナー回線エリアでカバーしてます。
楽天回線からパートナー回線への自動切り替えは問題ありませんので、データ通信が急にできなくなることはありませんが、パートナー回線から楽天回線への自動切り替えはiPhoneは対応してません。
パートナー回線での通信使用は月間5GBまでなので、それ以上使うと、パートナー回線で速度制限が発生します。
ただ、解決法があり、楽天回線エリアで機内モードのOFF/ONをすることでパートナー回線から楽天回線へ切り替わります。
楽天回線に切り替わったかどうかの確認は「フィールドテストモード」を利用します。
フィールドテストモードの起動方法は、電話アプリを起動⇒「*3001#12345#*」と入力して発信ボタンをタップ。
Dashboardが開きますので、sel_plmn_mncという数値をチェック。
数値が50番台はパートナー回線、11の場合は楽天回線をつかんでます。
下の画像ではパートナー回線をつかんでます。
Last updatedの時間が更新されない場合は、機内モードのOFF/ONを試し、
Dashboard画面で下にスワイプすると更新されます。
実際に自分もこれを活用し、楽天回線をつかんだ場合、遠慮なく動画コンテンツを楽しんでます。
ETWS
ETWSは「Earthquake and Tsunami Warning System」の略で、直訳すると「地震津波警報システム」を意味します。
大きい地震の前になる緊急地震警報や避難勧告が出た際になるアラート音です。
楽天モバイルのiPhoneではこちらの機能の対応がしてません。
ですが、解決策として「Yahoo!防災速報」のアプリをインストールすることにより問題は解決できます。緊急地震速報のアラートも、マナーモードであったとしても問題なく鳴り響きました。
110/119通話などでの高精度な位置情報測位
携帯電話からの緊急通報(110番、118番、119番)を発信した際、通話が接続された緊急通報受理機関に対して、発信された場所に関する情報を自動的に通知します。
楽天モバイルでのiPhoneはこの機能がありません。解決策としては位置情報は口頭で伝えましょう!(笑)。
といった感じで制限はあるものの、解決策はあります。
これらの解決策で問題無いようであれば、楽天モバイルは大変おすすめです!
私も楽天モバイルでiPhoneSE(第2世代)を利用し2週間以上経過しますが何も不自由さを感じていません。
料金プランの安さは、3大キャリアやMVNO(格安SIM)の事業者含めても最安値クラスです。
通信量が1GB以下なら0円というのも、かなりぶっ飛んでますよね。これを機に皆さん楽天モバイルに切り替えちゃいましょう!
まとめ
今回、楽天モバイルでiPhoneSE(第2世代)が使えるかどうか、個人的に検証してみた結果、冒頭でも記載しましたが利用できました。
ただ、公式によるとあくまで動作確認がとれているだけで、動作保証はしませんよというものでした。
機能制限などの弊害はありますが、アプリや使い方を工夫することにより解決できるため、個人的には大満足です。
この記事を読み、通信事業者の選定に少しでも参考になれれば幸いです。